朝7時半、シルバーさんの草刈りが始まる。殆どの田畑は、お隣さん達、keiko、5区の減反対象田、耕作委託などで利用しているのだが、それでも全く利用をしていない田畠が散在し、石垣がある。それらの場所の草苅りを年に3回、遠隔地に住む持ち主である弟が、シルバーさんに頼んでくれているのです。
「草刈りは、隣の田んぼ側からするように」と、父から教えられて育ちました。種が隣の田畑に飛んで迷惑を掛けないためだそうです。耕作放棄地が間に交じると、周りの田畑に影響が生じます。都会生活では考えられないことでしょうが、ムラは「きょうどうたい」なのです。