広島の中山間地から、日々の暮らしと自然をお伝えします


by keikonosato

思い起こせば…

はじまりは2004年のお盆のこと…。

出戻ってきた娘が森にのまれつつある里の家を見て、「あの家を直したい」といったのです。そのときはムゲにも、まったく相手にしませんでした。嫁に出た者は口出し出来ない、「無理だから諦めなさい」…と…。
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しかし2006年の2月、婚家の義母の葬儀の席で、「住んでもいいよ」と里の跡継ぎから言われました。ほんと、不思議なものです。想いつづけていれば叶うのかもしれない…。とはいえ、手入れの大変さを思うと…、まさか自分が移り住むことはないだろうと思っていました。
…しかし、雨漏りのする荒れた家に住みながら、手入れを続ける娘の勢いに引っ張られて…。約1年後にはkeikoも住民票を里に移し、終の棲家にする決意を固めました。

「住めば都」とは良くいったもので、あれほど嫌だった「草取り」が楽しみとなり、昔は「煩わしい」と思っていた「田舎のつきあい」も、「人間らしい…」と受け止められるようになりました。
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都会の狭いマンションで暮らしていても、ノーテンキkeikoはそれなりの人生を送れただろうと思います。しかし、里暮らしをしなければ、決して得られなかったこともあり、心やすい幼馴染との縁もあって、いまはつくづく、「帰ってきてよかった」と思っています。
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by keikonosato | 2008-11-27 12:54