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広島の中山間地から、日々の暮らしと自然をお伝えします


by keikonosato

「100.000年後の安全」を「横川シネマ」に観に行きました

北欧フィンランドで、原子力発電所から出る「高レベル放射性廃棄物」を閉じ込める、世界初の地層処分場は、固い岩盤を地下500㍍まで掘り下げ、封鎖後10万年間安全に保持するというプロジェクトである。しかし、未来の人間にどうすれば「開封しないこと」を伝えることが出来るかについての方法の「解決策は暗中模索」ということのようである、
安定した地層の上にある北欧にしても然りなのだ。しかし日本は紛れもない地震国である。 日本の政府(資源エネルギー庁)は「高レベル放射性廃棄物と地層処分調査候補地募集」のための講演会を「もっと知りたい暮らしを支えるエネルギーのこと」と題して、あちこちで開催している。keikoも2月10日に、中国新聞ホールであった、講演会を聞きにいったが、空々しいトークセッション・とおりいっぺんの講演・質疑応答なしであり、「ナニコレ!」と憤慨した記憶しか残っていない。
映画を観て「高レベル放射性廃棄物(死の灰)」の処分方法が決まらないままの原発運転の怖さを、いっそう強くしました。
100万kwの原子力発電所は1年間に、広島原爆の約千数百発分に相当する「死の灰」をつくっていると小出祐章先生が、柳井市であった講演会で話されていました。
7月3日に広島市で小出先生の講演会が準備中です。「小欲知足、自分自身の生活を見直さなければ、生きる環境を失う」と2070年の講義録にありました。
by keikonosato | 2011-05-19 06:43