広島の中山間地から、日々の暮らしと自然をお伝えします


by keikonosato

向原町の歴史探訪 その1

恒例の戸島地域振興会のフィールドワークも五回目になる。今年は戸島以外の向原町内の文化財を訪ねることになりました。
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戸島ライスセンターを出た2台のバスが向かった坂の国貞山神社への道路脇から「尾原堤」を見る。大土山の「論山堤」から新溝(セメゾ)によって水を引いて造られた堤とのこと。昔のひとの米造りに対する執念の賜でしょう。圃場整備で新溝は土管にして埋められ、溝の淵に咲いていたシラヒゲソウ・サワギキョウ・・など、可憐な花々が見られなくなり、法面はセイタカアワダチソウなどの外来種が茂っています。
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昭和20年第「坂のこんぴらさん祭り」には参道に露店が並び、学校も半ドン。50円の小遣いを握りしめての「こんぴらさん」は大きな娯楽でした。
同じ場所にある「国貞山神社」の鳥居や舞殿を「こんぴらさん」だと思っていました。お恥ずかしいかぎりです。
社叢は広島県の「緑地環境保全地域」に指定され、コジイ・アラカシ・モミ・シラカイ・スギ・ヒノキの大木が茂っています。
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「琴比良神社社殿」は国貞山の頂上に建っている。わずか1間四方の本殿だが、三段に垂木を重ねた深い軒先・動植物の彫刻で飾られた柱・・賑やかなものでした。
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1万年前までは、戸島川に合流していた三篠川の浸食が進み、北流していた川を奪い取ったという「河川争奪」のことは知識としては持っていたのですが…。
「岡田段丘」にたち、四周を見回して、初めてその実感が沸きました。
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有留にある「高頭八幡神社」は852年勧請。現在の社は1710年再建とかで「町内では最古」ではとのこと。
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有富と白木町の境にある難攻不落の「古吹ヶ城址」を遠望し、午前中の日程を終え、昼食場所の「向原若者センター」に向かいました。
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by keikonosato | 2010-12-07 07:30