広島の中山間地から、日々の暮らしと自然をお伝えします


by keikonosato

赤柴山湿原の植物調査風景

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三月、戸島地域振興会が発行した自然マップに「赤柴山湿原」についての原稿を執筆いただいた吉野由紀夫先生が赤柴山湿原の調査にこられるとのこと。吉野先生は、環境省の希少野生動植物種保存推進委員であり、広島県RDB見直し委員でもある。1993年のラムサール条約による、環境省の全国湿地調査に於いては、赤柴山湿原を調査された方でもある。keikoも2007年8月の湿原探訪に参加させていただいたことがある。安芸髙田市民に赤柴山湿原の価値を知って頂く絶好のチャンスだと、あちこちに声をかけました。住民の参加は少なかったのですが、安芸髙田市教育委員会生涯学習課長さんをはじめ、環境基本条例制定に関わった市民生活部・総務企画部・町づくり支援課などの職員さんや、向原女性会会長さんなどが参加して下さいました。
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湿原近くの林道脇や湿原の周辺では、鹿の食害が目立ち、鹿が食べないイワヒメワラビや外来種のダンドボロギク等が繁茂し、鹿が食べるカヤやネザサは枯れていました。

e0149157_7361486.jpge0149157_7355547.jpgおまけに、湿原の中には、空き瓶や空き缶が散乱しています、先日の大雨で、林道終点辺りに不法投棄されていたゴミが流れ込んだようです。
職員さんは車からゴミ袋をだして、湿原に流れ込み散乱しているゴミを集めておられました。さすがです!

点在する4カ所の湿原を調査されたのですが「乾燥化の傾向は見られるが、いまのところいい状態だ」とのことでした。COP10が日本で開催されます。湿原は生物多様性の宝庫です。今春制定された「安芸髙田市環境基本条例」にのっとり、これを機会に、「赤柴山湿原保全プロジェクト」を立ち上げていただけないものかと思います。
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by keikonosato | 2010-08-12 08:39