広島の中山間地から、日々の暮らしと自然をお伝えします


by keikonosato

霧ヶ谷湿原(八幡湿原自然再生事業地)を見学

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芸北高原の自然館までは、臥龍山(苅尾山)で行われた、ヒコビア植物観察会のバスに同乗させていただきました。標高800mにある八幡高原は、既に秋でした。
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2年前まで、八幡湿原自然再生事業協議会の委員だったこともあり、湿原再生のその後を見てみたかったのです。

e0149157_45712100.jpgコンクリート張りだった排水路は撤去され、石積みで造られた堰から、蛇行した水路が巡らされ、湿原化は順調に進みつつあるように見えました。地元の方のお話では「先日の豪雨のとき、下流部に水害が発生しなかった」とのことでした。しかし、「安全性と景観性を考慮し」石積に見える堰の中はコンクリートだと知ると、いささか興ざめです。おまけに、予定地最下流部の排水路は未撤去で、かなりの範囲に「丁張り」が打たれ、堰堤が予定されているようにも見受けられました。自然館の書棚にあった資料には、大きな水溜まりが描かれていました。

e0149157_5104610.jpgとはいえ、登山や、湿原見学の人たちを乗せたバスが数台来ます。「高原野菜」が飛ぶように売れ、食堂や喫茶店が満席になっています。さらに、北広島町は自然を守るための条例を制定されています。「これでいいのかな?」と思うことは、多小あっても、自然を生かした特色ある地域振興策は範とすべきだと思います。
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by keikonosato | 2009-08-24 05:55