広島の中山間地から、日々の暮らしと自然をお伝えします


by keikonosato

シルバーさんの草刈り

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休耕田の草刈りをシルバーさんに依頼しました。これまでは娘が若さと気合いでやってくれていたのですが、仕事その他の都合もあっていつまでも娘に頼るわけにもいかず…と悩んでいたところ、持ち主である弟が費用の負担を申し出てくれました。

日本の豊かな自然風景は「人の手が入ることで守られてきた」ものです。人手が入らなくなれば、数年で山に戻ってしまい、隣接する田畑にも影響が及びます。住んでいない地主の皆さんも、持ち主としての権利があるならば、周囲に迷惑がかからないように管理する「義務」も当然あります。人手不足と高齢化に悩む農村地帯を街の人はもっと手助けしなくては、いずれ満足に食べるものもつくれない国土になってしまいますよ!、と声を大にして訴えたい気持ちです。

昨今、世界的食料危機の到来が取沙汰されていますが、「日本は食料自給が可能か?」を試算した学者さんがあります。その答えは「肉(生産するためにはその何倍もの重量の穀物が必要)を食べる量を減らせば可能」ということでした。ただし、現在耕地として登録されている面積による計算です。耕作放棄地を利用すれば、生産量はもっと上がるハズです。

年に数回の草刈りを続けることで、耕作できる土地として農地を維持できます。しかし、数年放置すれば野山に還ります。今夏は衆議院議員選挙があります。「植樹ボランティア」を義務化した中国に見習い、国民に「農地の手入れ・食料生産の奉仕」を義務化するような法律制定をマニフェストに盛り込むような政党・候補者が出現してくれれば……というのは、年寄りの戯れ言として聞き流してくだされば幸いです……
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by keikonosato | 2009-08-04 05:01